季節の変わり目と自律神経

公園の紅葉と緑の木

寒い冬から春になる時や、猛暑から解放されて涼しい秋を迎える時、なぜか体の不調を感じる事がありませんか?そもそも、寒暖の差を感じた私たちの体は、どういう方法で体温の調節をしているのでしょう。人間の体って、自分の意思で動かせる手足や口の他に、自分の意思ではどうにもコントロールできない事がたくさんありますよね。

カラダをコントロールする二人の指揮者「自律神経」と「ホルモン」

今回は、自分が意識しなくても、全身の状態を整えてくれている「自律神経」についてお伝えします。健康講座の中で「今朝起きた時に心臓のスイッチを入れてきた方、いらっしゃいますか?」と質問すると「そんな馬鹿な事考えた事もない!」って皆様仰います。なぜなら、心臓が動かなければあっという間に死んでしまうのだから、24時間265日働いていて当たり前って…。他にも、暑ければ発汗し、寒ければ震える事で体を動かし体温を上げようとする。走れば呼吸が荒くなり、心拍数も上がって全身に酸素を届けようとする。夜になると自然と眠くなり、身体をゆっくり休ませる事ができ、昼間は頭脳をフル回転させて、仕事や勉学に励む事ができる。これらをコントロールして、命を保ってくれるのが自律神経です。

敵が来たら逃げるか戦う、あるいは命がけで食料を得ようとする時に働くのが交感神経。身体を緊張から解き放ち、一息つく状態にしてくれるのが副交感神経です。この二つのバランスが乱れて、常に戦いモードだったり、逆にだらーんと動くのも嫌な状態から抜け出せなかったりする不調が長く続くと、自律神経失調症という病名がつきます。二人の指揮者のもう一人、ホルモンについては、またの機会にお伝えします。

自律神経の障害による代表的な症状

  • 瞳孔異常
  • 立ちくらみ(起立性低血圧)
  • 脈拍の異常
  • 眼球・口内の乾燥、体重減少
  • 排尿・排便障害、潰瘍
  • 発汗低下
  • 勃起障害
  • 手足の冷感
  • 月経異常
  • 皮膚の栄養障害

季節・気象による自律神経バランスの変化

春から夏にかけては、免疫細胞のうちリンパ球の影響を受け、アトピーやアレルギーが悪化します。秋から冬にかけては、免疫細胞の顆粒球が影響を受け、リウマチなどの自己免疫疾患が増える事が知られています。

自律神経を整える方法のまとめ

  • 気持ちを落ち着けてリラックスする
  • ストレスを抱え込まない
  • 生活リズムを整える
  • 適度な運動をする
  • 活性酸素対策をする

私たちの体は、約60超個の細胞が各組織・器官・臓器を形成しています。それぞれの臓器は、お互いに情報を伝え合い、連携しながら体調を整えてくれています。こんなに素晴らしい仕組みって、誰が作ったのだろうと思うと、自分の身体が愛おしく感じられませんか?この仕組みの中心である自律神経をコントロールしている脳は、活性酸素に弱いそうです。日頃からSOD様作用食品を摂る事で、自律神経に感謝を伝えましょう。